ハイグリップ・メタルバンド

優れた施工性と経済性。コンクリートの乾燥・収縮・ひび割れを抑制する補強材
「ハイグリップ・メタルバンド」は、溶融亜鉛メッキ鋼板に多数の円孔を設けた安価なひび割れ低減材料であり、既打設部による拘束ひび割れが発生する可能性が高い上部コンクリートの打ち継ぎ部になどに適用することで、ひび割れの低減効果が期待できます。
ハイグリップ・メタルバンドの特徴


ハイグリップ・メタルバンドの商品規格

ハイグリップ・メタルバンドの取り付け方
コンクリート打設時に「ハイグリップ・メタルバンド」を鉄筋等に結束して使用することで、効率的かつ簡単にひび割れを抑制できます。
側面に使用する場合

土間スラブに使用する場合
結束は、70cm以内の間隔で上下千鳥に結束してください。

※取り付け間隔側面は約50㎝、土間・スラブは約100㎝を標準とし、段数、間隔は施工条件により調整してください。
※結束は、側面40㎝以内、土間・スラブは70㎝以内(左右)の間隔で上下千鳥に結束してください。
※鉄筋等に結束する際、「ハイグリップ・メタルバンド」にたるみが生じないように結束してください。
※重ね部分長さは13㎝(幅相当)とし、対角に2か所以上結束してください。
※開口部周辺などでは設置間隔を小さく補強してください。
ハイグリップ・メタルバンドの試験結果
コンクリートの乾燥収縮時の変形を拘束し、強制的にひび割れを発生させて、その発生日数を把握する試験(JIS A 1151:2011に準拠)
拘束されたコンクリートの乾燥収縮ひび割れ試験結果

割裂引張試験

施工例
ハーフPC(スラブ)の設置状況
結束箇所が少ないため短時間での施工が可能です。

スラブの設置状況
打設と同時にバイブレータをかけています。適度な剛性を有するので、コンクリート打設時の施工性も良好です。

使用例

動画で見るハイグリップ・メタルバンド

標準仕様書の
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