半世紀以上培ってきた信頼性、実績、ノウハウが当社の強み。
エンジニアリング部の仕事とは?
ニスコテクニカルセンター内にある部署はエンジニアリング部になります。
エンジニアリング部では、製品開発、既存の製品の改良、評定の取得、特許の取得・管理などの業務を、国内はもとより海外でもおこなっています。
自社の強みについて
製品の基準は、満足して当たり前と思っています。
他社との違いは、実績であったり、およそ半世紀の間に積み重ねてきた色々なノウハウにでてくるんですね。技術としてしっかりとしたものがあって、信頼できるシステムであるということを自信をもって言うことができます。例えば、過去に起こった様々な地震のときに我々の製品を使った建物で、構造的に問題のある建物は1件もありませんでした。これは我々の大きな自信につながっています。
こういった信頼性や、長年積み上げてきた実績、色々なデータを皆様に提供できるというのが、我々の強みです。
チームの目標について
チームの目標でいうと、環境問題であったり、SDGs、脱炭素、カーボンフリー、こういったことにつながる製品づくりをおこなっていきたいと考えています。これらのニーズはやはり高まってきています。まだスタートラインに立ったばかりですけど、これから積極的に取り組んでいきたいと思っています。
もう一つは、少子高齢化ですね。我々のつくった製品を実際に工事現場で工事してくれる人たちの力は大きいんです。
その方々が仕事をしやすいように、そしてより効率よく仕事をするにはどうしたらいいか、人材確保、安全性、コスト削減などいろんな面で、少子高齢化を意識した商品開発の体制を整えることは非常に大事だと考えています。
環境、少子高齢化への対応、この2つは今現在も含めて、今後の開発の大事なテーマだと思っています。
100年後の日本スプライススリーブ
建物を建てるというニーズは、いつの時代もあったわけですよね。これからも間違いなくあります。
将来に目を向けたときに、この建物を建てるというニーズは、ちょっと大げさな話かもしれませんが地球に限った話ではなく、宇宙という可能性も考えられます。
もし人類がどこかのタイミングで、宇宙で研究開発をやったり住居するようなことになれば、建物が必要ですよね。その時に、我々の技術というのは補強された部材と部材をつなげる製品なので、我々の製品へのニーズは私はあると思っているんです。
とても壮大な夢ですけど、スリーブを宇宙に持っていきたい、と。(笑)
プライベートでの目標
料理を作るのが好きなんですが、個人的な目標は、「バケット」美味しく作れるようになりたいんです。
バケットは原材料が5つしかないんですけど、混ぜる割合とか、こね方とかの違いで全然違うものができあがるんです。
材料が一緒でもいろんなやり方を試して、違った結果を得られるというのがおもしろいのですが、機械的におこなうのではなくて、深く考える、なぜこうなるのかと追及する点で、仕事とも共通点あるかもしれないですね。
そこから何かのヒントに繋がり、新しい商品、新しいノウハウにつながるかもしれないというのが自分はやっていて楽しいです。人にプレゼントできるバケットを作れるようになりたいな。